今日のお花は、『はなもも』
花言葉は、「気立てのよさ」 「恋のとりこ」 「恋の奴隷」 「あなたに夢中」など。
私は、この花のことを全く知りませんでした。
先月、初めての春の長野、安曇野に行くまでは。。。
実は、先月縁あってできた友人を訪ねて初めて安曇野へ行って来ました。それはそれは、多分無謀な一人での車の遠出でした。
でも、思い切って行って本当に良かった。久しぶりに「感動」という言葉を心の底から使えるほど素晴らしい景色に出会いました。
日本国内を旅行したことがほとんどない私にとっては、車でほんの3時間から4時間走ったところにこんなに素晴らしい大自然の雄大な景色があるとは、まったく知る由もありませんでした。
安曇野は本当に美しく素晴らしい大自然がある素敵なところ。私をその素敵な場所に招いてくれた友人には感謝感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、その美しい安曇野で出会った美しい花、はなもも。
安曇野を走っていると、あちらこちら随所で見ることができる可愛らしく美しい花、はなももです。
この花の名前を私は知らなかったのですが、私が「この花、可愛いくてとても綺麗。なんて言う花かな?」とつぶやいたところ、いとも簡単に友人が「この花は、はなももという花だよ。」と教えてくれました。
私が訪れた時の安曇野は桜も満開で本当に一年で一番美しい季節で、その桜の華やかさにも負けないくらい、この「はなもも」の花たちは可愛らしく美しくその存在を私に主張していたかのように見えました。
ひとつの木から赤、ピンク、白、白にピンクが混じった花が咲くはなもも。
それは、もちろん挿し木したものもありますが、丸々とした蕾や咲いた花の可愛らしい姿を見ていると、大自然に囲まれた安曇野にいたからかもしれませんが、本当に心癒されましたね。
ですので、今日は、この「はなもも」の花言葉について調べてみました。すると、ちょっと意外な花言葉がありましたね。
花言葉は、
「気立てのよさ」 「恋のとりこ」 「恋の奴隷」 「あなたに夢中」
この中で一番意外なのは、「恋の奴隷」
恋の奴隷とはどのような意味なのでしょうか。
恋に夢中になって自分を見失っている状態。もしくは、相手の言うことに全て従ってしまって自分がやるべきこと、進むべき道が分からなくなっている状態かもしれませんね。
あの可愛らしい「はなもも」からは想像もつかない花言葉です。
でも、はなももがあまりにも可愛らし過ぎて、夢中になってしまって周りが見えないという意味なら分かるような気がします。
私がはなももを見て、なんて可愛らしい花、こんな可愛い花は見たことがない！と思っていた瞬間、他の花のことは頭から消えてしまってました。同じように、誰かを好きになって夢中で恋をしているときは、他のものが見えなくなっているもの。特に苦しい恋をしているときは全く周りが見えません。
でもね、本当は、そんな時こそもっと視野を広くして周りをよく見て、その恋は本当に自分を幸せにしてくれるのか、その恋で自分は今以上に素敵になれるのかを考えてほしいと思います。
恋愛相談をしていると、人を好きになって苦しい思いをしている人の気持ちが本当によくわかります。悩んでいる当時者は自分のことしか見えていないものなのです。
そのような人を客観的に見ていると、その恋で本当に幸せになれるのか少々疑問に思うことはよくあります。
でも、本人にはそんなことを言っても通じないし、受け入れられない。相手のこと全てを自分のものにしたいし、それができたら自分は幸せになれると思っているのですね。そして、自分のことだけを愛してほしいと考える。
これが「恋は盲目」という状態ですね。
人を好きになるということは素晴らしいこと。
でも、ときに夢中になりすぎてしまって自分を見失っていることは、自分にとってあまりプラスとは言えません。好きな気持ちは抑えられない。それでも、冷静になって自分の気持ちを整理してみることが大事です。
私は、あの人のどこが好きなんだろうか?
私は、あの人がどうしてくれれば気持ちが楽になるのだろうか?
私は、あの人の全てを受け入れられるだろうか?
等々、自分の気持ちを整理して自分が一番苦しんでいることを見つけてみると、意外に自分の恋の悩みは単純で簡単なことだと気付くことがあるかもしれません。
それができると、恋の奴隷からは解放されて自分が幸せになるための恋ができるようになっていくと思います。
恋をすることは素晴らしいこと。
でも、好きになった相手に夢中になったとしても、恋の奴隷になってはいけません。だから、苦しい恋ではなくて、誰かを好きになることで自分が成長できるような恋を見つけましょう。
とうことで、今日は、安曇野で出会ったとても可愛らしい花「はなもも」の意外な花言葉からいつも相談を受けている恋愛について少し書いてみました。
誰もが素敵な恋に巡り合えますように。
