【モッコウバラ】純潔・初恋・幼い頃の幸せな時間・あなたにふわさしい人

 4月の半ば、今年は、思いがけぬ新型コロナウイルス で外出自粛要請が出る不安定な毎日が続いていますね。そんな不安定な世の中ですが、花たちには関係なく、ちゃんと季節が来たら美しい花を咲かせています。
 

 今の季節だけ咲く美しくて華やかな花、モッコウバラ。今、街のあちこちにも美しく咲いています。本当に綺麗ですね。私の大好きな花の一つです。
 


 さて、そんな華やかなモッコウバラの花言葉は、「純潔」「初恋」「幼い頃の幸せな時間」「あなたにふわさしい人」など。これは、どの花にも言えることですが、いろんな意味があるのですね。
 

 その中で、今回注目したのが「幼い頃の幸せな時間」。あなたは幼い頃は幸せでしたか?
 

 幼いとはどれくらいの年齢のことをいうのかは定かではありませんが、幼少期の環境はその後の人格の形成に大きな影響があります。
 人生の設計図は3歳までに出来上がる。と言われるほど生まれてからの3年間、そして、その後の幼少期に周囲の大人たちから受ける影響は、その人にとって生涯自分に関わるものになってしまうのです。
 

 ですから、今何か悩み事を抱えている人も、その悩み事は今現在のことが原因ではなく、実は、幼少期の親との関係にあることが少なくありません。
 


 今、何をやるのにも不安で仕方がない。もし、ダメになったらどうしよう、うまくいかなかったらどうしよう、などとネガティブな考え方になってしまう人は、もしかしたら幼少期に親から否定されてばかりいたのかもしれません。
 

 このような人は、自分ってダメな人間なのかな。とついつい自分を責めてしまいがちです。
でも、それは自分のせいではないのです。幼い頃に親や周りの人から否定されてきたことが大きく影響していると考えられるのです。
 

 逆に、幼少期に親から認められ、十分に愛情を受けて育った人は、自分を愛することができるし認めることもできる人になり、自然と自己肯定感も高くなります。
 あなたなら大丈夫だよ、きっとできるよ、信じているよ、と肯定的な言葉をたくさん言われて育ってきた人は自分に自信が持てるようになります。
 

 そうすると、ちょっとの悩み事でも乗り越えられるという気持ちになることも難しくないですね。
だから、幼い頃が幸せだった、ということはとても大切なのです。

 

 今、カウンセリングを受けられる人の中にも幼い頃の育てられ方が原因で大人になった今、心に問題を抱えている人がたくさんいます。
 悩みを抱えている人は、問題は目の前にあるし今起こっている、と思っていますが、実はそのように悩んでしまう根底には幼い頃の体験、親や周囲からの言動が大きく影響しているのです。
 

 でも、その幼い頃の環境が今の自分に影響しているとしても、その心を癒してあげることは今からでもできるのです。
 幼い頃の自分の心を癒す。これができると今の自分が楽になる。そして、これからの自分が幸せになる。
 

 もし、あなたも何か苦しいものを抱えているとすれば、それは目の前の問題ではなく幼少期の問題かもしれません。一度自分を向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。
 
 
 今の季節に美しく咲くモッコウバラの花言葉からこんなことを書いてみました。
幼い頃のあなたは幸せでしたか?