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困った女性はいませんか? ~あなたの会社の困った女性たち~
突然ですが、あなたの会社に困った女性はいませんか?私のこれまでの会社経験の中では結構いました、困った女性。さて、困った女性とはどんな人でしょう?
それは、ずばり!この女性がいると、周りの人が困ってしまって迷惑になる女の人のことです。後輩社員や同僚をいじめたり、嫌味を言ったり、わがまま言ったり、仕事を選り好みしたり、おしゃべりばっかりだったり。とにかくその人がいると仕事に支障があるような女性。
そんな女性いませんか?
多くの会社にいる困った女性たち ~本当は本人に一番ダメージが、、、~
私がこれまで働いたいくつかの会社にはそんな女性がいたことがあって、いつもそのような女性を見たときに、この人がいなければもっとスムーズに気持ちよく仕事ができるのになぁ、と思ってきました。自分自身もいじめられたこともありますし、それが原因でもう会社に行くのが精神的につらくなり、会社を辞めたこともあります。
私の親しい友人も、ある会社で自分より先に入った女性社員から書類のページをめくるタイミングまで指摘され、一事が万事そのような重箱の隅をつつくような注意をされて、おかしくなりそうで退職した人もいます。
それほど異常な人は珍しいかもしれませんが、女性の人間関係とは大変なものなのですね。しかも、そういう人は、自分のことは棚に上げてしまうのですね。困った、困った。そして、そんな困った女性を見た時、実は、私はもうひとつ感じていたことがありました。
それは、その困った女性に対してこの人ってこんな歪んだ心を持っていて本当は辛いだろうな、周りの人をいじめてばかり、文句言ってばかりだなんて本当にしんどいのはこの人だろうな、ということです。人をいじめたり、文句ばかり言ったりするエネルギーは、マイナスのエネルギーです。その人にとっていいことはありません。
その人は、人をいじめて好き勝手なことを言うことで自分のストレス発散、と思っているかもしれませんが、マイナスの言葉を口にするたびに重いものが心の中にスーッと落ちてたまっていきます。自分でも気づかないうちに、そのおもりがたまりすぎると体のどこかに支障が出たり、もっとマイナスのエネルギーとなり自分のストレスになったりするのです。そして、決していいものは引き寄せません。
ですので、本当はそんなマイナスのエネルギーは使うべきではないのですが、女性というのは感情で物事を考えたり、言葉を発したりするのでなかなか冷静に考えられないため、困った女性ができてしまうのですね。
困った女性による影響は? ~周りの人の業務にまで支障が、、、~
しかし、一番支障があるのは、その困った女性の周りにいて迷惑を受けている人たちです。いじめられている人は毎日気が重いでしょうし、何よりその女性にいじめられることで心が病んでしまうこともあります。
困った女性は勝手に自分でマイナスのエネルギーをためているだけですが、その女性がいることで周りの人がストレスをためる、ということの方が表から見ると大問題なのです。その女性がいるだけで、周りの優秀で仕事もできる人たちの心が弱ってしまって仕事の効率も落ち、何より楽しく働けません。困った女性の周りの空気は、どんよりしているものですからね。これは、会社にとってはとても大きな問題で不利益なことです。
優秀な人ほど力を発揮できる環境で働かせてあげたいですし、社員が幸せに楽しく働けると企業にとっては有益なことにつながります。長期的な目で見ると会社の評判は上がり、いい人材が集まるようになるからです。働く環境と従業員のモチベーションはそれほど大切なのですね。そして、従業員が楽しく幸せに働ける職場を作ることは、企業の使命でもあります。
従業員が「この会社で働けてよかった。仕事が楽しい!」と思ってやりがいを持って働けるような環境作りが大切ですね。
なぜ女性なの? ~困った男性は?~
ところで、なぜ困った女性なの?男性は?と思われた方もいらっしゃると思います。確かに、困った男性もいますね。
しかし、なぜ困った女性だけをテーマにしたかというと、困った男性には結構周りからビシバシ攻撃して、その男性には冷たい風があたってるんですね。男性に対してはものも言い易いですし、強く言えることも多いです。ところが、女性にはなかなかきつくは言えず、注意するのも難しいのですね。
そして、男性が周囲の人をいじめることは、女性に比べると少なく被害を受けている人も少ない、ということから困った女性を考えてみました。
周りの人たちの心のケア ~優秀な人が会社を去らないために~
これらのことと、これまでの経験から、私は、自分では自覚がないけれど実は困った女性だと思われている人を幸せに導くことで業務改善や業績アップにつながると考え、従業員の心のカウンセリングにも力を入れていきたいと思っています。
いろいろな機会でこの話をすると、ほとんどの会社員の方が、
「いる、いる、そういう女の人。そうなんだよね、困っちゃうんだよ。」
と、おっしゃいます。
このことからも結構そんな女性はいるんだなと思うとともに、その女性がいることでしんどい思いをしている周りの人の心をケアしてあげたいと強く思っています。日本では、まだまだ企業での従業員の心のカウンセリングを行っているところは少ないですが、逆にメンタルの病気で会社を休職している人は増えていますね。ですので、これからは従業員の心のケアはとても大事であり、それが企業の評判や収益にまで影響すると言ってもいいくらい、健康診断と同じくらいの頻度で従業員の心の状態をみる必要があるのです。
実際、2015年2月からは従業員50人以上の企業に対して厚生労働省からストレスチェックの義務化が実施されています。もし、従業員のことで困っている方、心のケアが必要な従業員を抱えている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せください。メンタル面からあなたの企業を支えるお手伝いをさせていただきたます。