TA(交流分析)とは?
TAとは、Transactional Analysisの略で、日本語では「交流分析」と訳されています。
アメリカのエリックバーン博士(1940~1970)が開発した新しい臨床心理学の分析システムのことで、自己成長のために作られたものです。
この交流分析は、もともとはその人がどのように育ってきたかという育成歴が分かるものでしたが、自分自身ではあまり気付いていない自分について科学的に分析ができる方法としても、最近は日本でもよく知られるようになってきました。
また、本来自分が持っている能力や可能性に気付き、素晴らしい要素は伸ばすと同時にうまくいっていないところを改善したり、より望ましいものに変えていくことができるツールとして教育研修等に取り入れる企業も多くなってきました。
つまり、よりよい自分になるための自分を知る方法がTA(交流分析)なのです。人間関係で他人と関わって嫌な思いをすることも多いですが、TAを利用して自分を理解することで、他人との上手な関わり方も知ることができるのです。
他人を変えることは不可能に近いですが、自分の性格を改めて理解することで他人ともうまく関われるようになっていくのです。
そして、自分を変えたい!もっといい人生にしたい!と思っている人は、まずは、自分を知ることから。自分がどのような性格を持っているかを認識して、これからの人生をより良いものにしていきましょう。
TA交流分析の方法
いくつかの質問(チェックシート)に答えていただき、その結果をフィードバックいたします。
結果は、自分の内面を6種類に分類して表す「エゴグラム図表」という折れ線グラフと、他人との関係性を表す「OK図表」という四角の形のグラフの2種類のグラフで分析し、それを基に解説いたします。
この2種類のグラフを基にしたフィードバックを受けることで、今まで自分ではわかっていなかった自分の本当の性格がわかり、客観的に見た自分を知ることができます。
今まで周りの人と意見が合わずにひそかに悩んでいた方も、自己分析を行うことにより、客観的に自分を知り、これからの自己成長に役立たせることができるようになるでしょう。
全く難しくはありませんが、あまり考えこまずに自分の気持ちに素直になって答えることが大切です。
【質問例】
・他人からどう思われているかが気になる
・いいかげんなこと、うやむやにすることが嫌いである
・他人と意見が合わない場合、自分の意見を主張する
相談者の声
エゴグラム、OK図表と各表を見て、自分の性格が現れておりビックリと同時に「やっぱり」と自覚してしまいました。
「気持ちを押し込まず、思った事を表現するよう努力」をモットーで頑張って行きたいと思ってます。
ちょっと人間関係で疲れてますが頑張ります。ありがとうございました。
なんかよくないですか!びっくりなんですけど!
自分の考えに自信が持てない状態だったんですけど、結構安心しました♪
よかったー!元気でちゃいました。ありがとうござまいます!
リストを分析していただき、ありがとうございます。考えさせられる結果ですね。
頑張って欠点を直し、良い方向に持っていかなくては、、、ほんとに感謝してます。