数年前からよく聞かれる「○○ファースト」。
今は、世の中が新型コロナウイルスで大変なことになっているので、東京オリンピックが開催されるかどうかが注目されている中、「アスリートファースト」という言葉も耳にしますね。
このように既にご存知の通り、○○を一番に考えようというのが○○ファーストの意味です。
そして、今日は、これを自分に当てはめてみる。つまり「自分ファースト」ですね。
自分を大切に、自分を一番に考える。
これは、わがままとか自己中心的とかではなく、他人に振り回されないで自分を一番大切にする。という意味でとても大事なことですし、これまで家族のために頑張ってきた女性や、会社のために頑張ってきた方もそろそろ自分ファーストで考えてもいいのではないかと、私は,
思います。
私の子どもが小さい頃から仲良くさせてもらっているご家族で、この春、ご主人様が定年退職になり自分の時間ができることから、海外留学に行くことになった方がいらっしゃいます。
この話をママ友である、そのご主人の奥様から聞いて、私はとっても素敵だなと思いました。これまで家族のために一生懸命働いてきたご主人、自分がしたいと思っていたことをすぐに実行する。素晴らしいですね。
その後のことも考えていらっしゃるようで、奥様は奥様で今、新しい趣味を見つけワークショップを開催するなどの活動を始めています。ご夫婦そろって自分ファーストを実践中です。
でも、なかなか自分ファーストができない人もいると思います。そのような人は、自分を優先することに罪悪感を感じてしまいます。子どもを持つお母さんもそんな風に考えてしまう人が少なくないですね。
子どもがいるのに自分のしたいことをするのは、子どもに悪いのではないか。
親は、子どもを最優先で考えなくてはいけない。
こんなことが頭をよぎるのですね。
でも、それは全部自分が勝手に作った理由です。
そして、自分が勝手に罪悪感を感じて子どものため、家族のために頑張ってきただけなのに、自分が大切にされてないないと不満で愚痴をこぼしたりしてしまいます。
これまで家族のために一生懸命やってきたのに誰も自分を認めてくれない。
子どもは勝手なことばかりするし、夫も理解してくれないし。
でも、そんなことを言われても、実は子どもは関係ないし、子どもだって生き生きとしているお母さんの方がよっぽどいいのです。
本当は、お母さんの幸せが子どもの幸せに繋がる。
だから、お母さんも自分ファーストでいた方が、結果は家族を幸せにできるのですね。
でも、多くの人がこれができていません。
だから、周りの人のことで不平不満がたまってしまう。こんな気持ちにならないためにも、多くの人に自分ファーストで自分を大切にして欲しいと思います。
そして、それは決してわがままになると言うことではなこと。
自分ファーストというのは自分を大切に考えること。